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広島文化学園大学

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教育学研究科

博士前期課程

博士後期課程

博士課程子ども学専攻では、建学の精神「究理実践」を基に、
教育学領域(教科教育学等)、
教育臨床領域(発達心理、教育心理、特別ニーズ教育等)、
そして子ども学実践領域(音楽、造形、身体、言葉等)という
諸研究領域を総合・統合した3つの領域において、
高度専門的実践家及び研究者養成を目的として教育・研究を行います。

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教育学研究科長メッセージ

大学院教育学研究科子ども学専攻は、平成28年度に博士課程となり昨年平成30年度末をもって完成年度を迎えました。博士学位を授与できる教育学研究科は国立大学を除いて広島県では唯一の大学院研究科です。令和2年度に後期課程第一号となる博士(子ども学)の学位を授与しました。

博士課程は「博士前期課程」(2年)と「博士後期課程」(3年)の5年間です。博士前期課程では研究の基礎となる知識やスキルを身に着け、修士(子ども学)の学位を取得できます。博士後期課程ではより高度で専門的な学識を修得し、博士(子ども学)の学位を取得できます。博士前期課程を修了し、幼稚園・小学校教諭専修免許状を取得するなど、教育・子ども関係専門職として就職する道もありますし、博士後期課程に進学してさらに専門的研究を深め、研究者・大学教員としてのキャリアを切り拓くこともできます。

本研究科子ども学専攻は、建学の精神「究理実践」に基づいて、次のような教育課程を通したコースワークにより高度専門的実践家あるいは研究者の養成を目的としています。前期課程では、「子ども学基礎科目」として教育学、心理学分野を学修し、「子ども学発展科目」として特別支援教育、子育て支援、言葉・音楽・造形・身体等の表現活動論、教育制度論等を学修します。後期課程では、「子ども学理論領域」として教育学(教科教育学を含む)、心理学、特別ニーズ教育を、「子ども学実践領域」として音楽、造形、身体、言葉を中心とする表現活動についてより深く学修します。それに加えて、前期課程、後期課程とも修士論文や博士論文の完成につながる個別研究指導の時間が設けられています。

今日、社会のグローバル化や少子高齢化、子どもに対する虐待や家庭の教育力低下、家庭崩壊など子どもを取り巻く多様で深刻な問題が顕在化しており、それらにどのように対応していけばよいのか、根本的な検討、さらに具体的な解決方法の提案が求められています。このような状況の中、教育学研究科の果たすべき役割は大きく、総合的・学際的な視点を持ち高度な専門的理論の学修に基づきながら社会の課題に応え実践的にも活躍できる人材の輩出をめざしています。

教育学研究科では、就学前の教育や保育、小中学校の学校教育に関わり職場で日々実践に携わっておられる現職の先生方、また大学や大学院を卒業・修了してさらに研究を深めようとされる方、さらにこれまで経験されたことを振り返り、分析・考察してご自身の成果として集大成したい方や理論的・体系的に学びなおしたい方を心よりお待ちしています。経験豊富な教授陣がゴールまでしっかりサポートする体制を整えています。

人生のキャリアアップにチャレンジしてみませんか。

教育学研究科長 山崎 晃

学位論文審査基準

学位論文の審査に当たっては、ディプロマ・ポリシーに基づき、以下の項目について、総合的に評価し、合否を決定する。


1)修士論文

  1. 学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果であること。
  2. 論文の内容が、新規性又は独創性を有していること。
  3. 論文の構成・内容が適切であること。
    1. 論文の題目が適切であること。
    2. 研究の背景が記述され、研究目的が明確であること。
    3. 研究方法が記述されており、目的に沿った方法であること。
    4. 考察が結果に基づいて適切に導き出されていること。
    5. 目的に対応して結論が適切に導き出されていること。
    6. 文献が適切に引用されていること。
  4. 論文発表会での発表と質疑に対する応答が、論理的かつ明解に行われたこと

2)博士論文

  1. 学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果であること。
  2. 論文の内容が、新規性又は独創性を有していること。
  3. 論文の構成・内容が適切であること。
    1. 論文の題目が適切であること。
    2. 論文の内容が、高度な新規性又は独創性を有していること。
    3. 論文の構成・内容が,当該研究領域の理論的見地または実証的見地に加え,国際的な学術水準および学際的観点から見て,適切であること。
    4. より深い考察が結果に基づいて適切に導き出されていること。
    5. 目的に対応して結論が適切に導き出されていること。
    6. 文献が適切に引用されていること。
  4. 論文発表会での発表と質疑に対する応答が、論理的かつ明解に行われたこと

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