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ウクライナと広島の中学生が交流する平和教育研修会

2022-07-09 子ども

7月9日(土)に広島市内の中学校に通う39名が本学を訪れ、ウクライナの中高生と交流しながら平和について考える研修会を開催しました。
本事業は広島市教育委員会による「中学生による『伝える HIROSHIMA プロジェクト』」に子ども学科が全面協力する形で実現しました。
参加した中学生たちは8月5日、6日に広島を訪れる国内外の人々や駐日大使に自らが作成した平和のメッセージを伝える予定です。

9日にはまず子ども学科の伊藤講師からウクライナと本学の交流の経緯や侵攻以降の状況、また厳しい状況に置かれている人々との交流において、どのようなことに気をつけるべきなのか、またどういった期待が中学生に寄せられているのかということをお話しました。その後、ウクライナより10名の中高生がオンラインで参加をし、各自の状況や平和に対する思いを伝えました。合計で3時間もの長時間の研修会でしたが、中学生たちは集中力を切らすことなく、現地の子どもの言葉に耳を傾けていました。
交流会のあとは、グループワークを行い各自のメッセージをブラッシュアップしました。今回の活動では本学子ども学科より6名の学生がボランティアとして運営の補助を行いましたが、グループワークでは中学生からの様々な質問にも答えました。

ウクライナ侵攻から早くも4ヶ月以上が経ち、現在もなお見通しが持てない状況が続いています。子ども学科を中心に本学としてもウクライナの人々のためにできることを行いつつ、また今回のような活動を通して、現状を伝える活動を続けていきたいと思います。

なお本事業の様子は以下の記事等でもご紹介いただきました。
・NHK総合「広島市の中学生がウクライナの生徒と交流 戦争と平和を学ぶ」リンク
・中国新聞「不安な気持ちを平和へのメッセージに 広島とウクライナの中学生、オンラインで交流」リンク
・RCCテレビ「「武器がないと…」ウクライナの学生とオンライン交流 "平和のメッセージ"作る広島の中学生 生の声を聞いて…」 リンク

  • 中学生による質問
  • メディアの方もお越しくださいました
  • 最後のまとめ
  • グループワーク