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【新任教員紹介】飯島聡史先生(ピアノ)が専任講師として着任

2024-04-01 音楽

令和6年度4月1日付で、学芸学部音楽学科に飯島聡史先生(ピアノ)が専任講師として着任しました。

【飯島聡史先生プロフィール】
国立音楽大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。修了時、最優秀賞、クロイツァー記念賞及び同大学同調会奨学金を受賞。その後、同大学大学院音楽研究科博士後期課程においてショパンに関する研究と演奏によって博士号(音楽)を取得。
これまでにカワイ表参道、スタインウェイ&サンズ東京、日本ショパン協会等主催によるリサイタルや浜松国際ピアノフェスティバル、ショパン・フェスティバル in 表参道、アジア国際ピアノフェスティバル(韓国)等、国内外において多数出演。
また、活動はモダンピアノに留まらず、フォルテピアノでの活動にも積極的に取り組み、第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール本大会(ワルシャワ)での演奏は審査員であるトビアス・コッホ氏から「特別な何かを持っていた」と評される。その他、内閣府主催によって迎賓館赤坂離宮にて行われた1906年製Erardでの演奏会や、1843年製Pleyelを使用したリサイタル等も開催し、好評を得る。
研究活動としては、ショパンやピアノ教育に関する学術論文やピティナ・ピアノ曲事典の執筆等、多数挙げられる。
このような演奏及び研究活動は高い評価を受け、これまでに(公財)戸部眞紀財団、(一財)福島育英会、(一財)守谷育英会、(一財)日本芸術協会、各奨学生としても選出される。
国立音楽大学大学院音楽研究科非常勤助教を経て、現在広島文化学園大学学芸学部音楽学科専任講師及び日本学術振興会科学研究費助成事業研究代表者。日本ピアノ教育連盟(JPTA)、日本ショパン協会、クロイツァー記念会、日本音楽学会、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)各会員。

【飯島聡史先生からのメッセージ】
はじめまして。飯島聡史と申します。この度、広島文化学園大学に着任することになりました。どうぞお願いいたします。
さて、皆さんはどのような楽器が好きですか?楽器の中には、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器等、色々あり、自分の声も素晴らしい楽器の一つですね。
私の専門は鍵盤楽器で、特にフォルテピアノをはじめとする古い楽器が大好きです。鍵盤楽器の他にはチェロが好きで、少しだけ勉強していた時期もありました(とても難しくて、全く弾けませんでしたが…)。色々な楽器を勉強することは、自分自身の可能性や音楽の世界を広げる上でとても大切なことだと思います。
しかし、これから大学を目指す皆さんは、なかなか専門以外の楽器を勉強する機会をみつけるのは難しいのではないでしょうか。広島文化学園大学では主科の他にも、様々な楽器を学ぶことができ、1年生から毎週最大90分のレッスンが受けられます。是非大学に入学したら、自分の専門以外にも沢山のことを学び、自分自身の表現を探究してみてください。少しでもそのお手伝いができれば嬉しいです。