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「HBGはなまるキッズ」支援者・保護者対象 Standup paddleboard事前研修会を実施

2023-05-17 スポーツ健康福祉 人間健康学研究科

令和5年5月14日(日)、9:00~13:00、「HBGはなまるキッズ」に所属するボランティア支援者・保護者を対象としたstandup paddleboard(SUP)事前研修会を実施しました。講師には、日頃からご指導・ご協力を賜っております、MAGICISLANDのオーナーである西川隆二先生をお迎えしました。事前研修会の目的は、「HBGはなまるキッズ」の子供達が参加するのウォータースポーツを、より安全に、楽しく支援するための基礎的な知識と技能を身につけることとしました。実際のレッスンでは、広島市西区楠木の大雁木付近でサップの基礎に係る研修を行った後、市内中心部の本川から原爆ドーム付近を通過し、元安川にかけてサップを漕いで往復するといった、体験的に技能を身につけていく内容でした。ご参加下さった皆様からのコメントをご紹介します。

 

いつも一緒に活動させていただいてる広島文化学園大学の「HBGはなまるキッズ」さんのスタッフ研修で講習会講師をさせていただきました。SUPは効率的な身体の使い方を学ぶにはとても有効なツールです。アダプテッドスポーツの指導者として、ぜひ経験値を高めてもらいたいと思います。そして国内でも類まれでバリアフリーな河川環境を持つ広島の街の素晴らしさを、障害を持つ子供達にも安心して楽しんでもらえるように頑張って下さい。

西川 隆治(MAGICISLANDオーナー)

 

SUP事前研修会に参加させていただきました。日差しが強く少し暑い中での活動でしたが、とても楽しく貴重な体験をすることができました。実際に、SUPの準備運動や漕ぎ方のレッスンを受けてみて、自分が想像していた漕ぎ方と正しい漕ぎ方が全く違いました。手の力ではなく体を使って漕ぐことによって、そんなに力を使わなくても長時間漕ぐことができました。今日、初めて立った状態で漕いだのですが、バランスを崩し川に落ちてしまいました。落ちた瞬間、焦ってしまい咄嗟の判断ができなくなってしまいました。落ちたことによって準備運動の大切さ、ウェットスーツを着る重要さ、また、本来ならば後ろに子供達が乗っているので、安全に漕がなくてはいけないという緊張感を持って行わなくてはいけないことを学びました。そしてSUPのことだけでなく、自分の身体についての今後の課題を見つけることができました。

SUP事前研修会に参加し、改めてSUPを知らない人に今日教わったことを言葉で伝えることが出来るようになることと、運動をもう少し生活の週間に取り入れていきたいと思いました。そして、今後、安全に楽しく活動をできるよう、また支援する「HBGはなまるキッズ」の子供達に安心して任せてもらえるように、今日学んだことを活かしていきたいと思います。

 

阿部 希渉(2年、愛媛県立今治西高等学校伯方分校)

 

SUP事前研修会に参加させていただきました。まず陸上での準備運動で、骨盤を起こす、腕の力ではなく大きな筋肉を使うなど普段の生活にも生かせるSUPの体の使い方や姿勢、安全に乗るため、支援するために必要なことを教えていただきました。これまでは子供がSUPを体験させていただく時、支援者の方に介助方法をお伝えするだけでした。しかし、より安全に乗るためには支援者はもちろん子供も体の準備が必要だと分かりました。実際のレッスンでは、準備運動で体の動きをイメージした後、SUPを体験しました。日頃の運動不足もあり、なかなか思うように体が動きませんでしたが、SUPの愉しさ、心地よさを存分に感じることが出来ました。この心地よさを多くの子供達に体験してほしいと思いました。機会があれば、また経験を積み、いずれは支援する側として参加出来ればと思います。

SUPは楽しいスポーツですが、十分な準備がなければ事故に繋がります。私は二回目のSUP体験でしたが、初めて体験した時は楽しいばかりでした。今回の事前研修会に参加させていただき、安全に活動するために必要なことを学ぶことができました。貴重な機会をいただきありがとうございました。道具や体作り、心構えなど準備をしっかりした上で子供達に素晴らしい体験をさせてくださっている加地先生、支援者、学生の皆さんに改めて感謝申し上げます。

久保田 みゆき(保護者)

 

加地先生と支援者さん、学生支援者さん、保護者とSUPの体験をさせていただきました。いつもの「HBGはなまるキッズ」では、我が子を支援していただく皆さんと、なかなかゆっくり話せない保護者さんと、元安川をゆったり、時に話をしながら一緒にSUPで進む時間は、なんとも言えない癒しのひとときで貴重な経験となりました。川から望む広島の景色、特に平和公園は青空の下でとても美しく、心が洗われました。SUPに乗って感じるこの美しい景色、気持ち良い風や川の匂いなど、「子供達がもっと経験できれば!」と思います。

マジックアイランドの西川さんからも、支援にも繋がる身体の使い方など熱心にご指導いただきました。教えていただいたことを忘れずに、今後はこどもたちの支援にも関わってみたいです。加地先生、いつも障害がある子供達のことを考えての色々な取り組み、心より感謝いたします。

黒瀬 雅子(保護者・看護師)

 

「HBGはなまるキッズ」の指導者と保護者を対象としたSUPレッスンに参加しました。仕事は放課後等児童デイで働いています。私は去年の7月からSUPを始め、現在では仲間達や1人で広島の川や海でSUPを漕いで楽しんでいます。

実は、「HBGはなまるキッズ」に入るきっかけになったのもSUPでした。去年児童デイを利用されてる方が「SUPしてから来ます」と言われ、「ん?SUP?どうやってやるんだ?」と疑問に思っていました。その後、保護者の方に写真を見せてもらうと、自分が通っているショップ「MAGICISLAND」のオーナーである西川さんが写っていて、後日西川さんに話を聞き「HBGはなまるキッズ」のSUP活動だったと聞かされました。そこで、これは「HBGはなまるキッズ」に入って是非SUP活動に参加したい、支援してみたいと思い、去年の12月から参加させていただいています。

加地先生から今後も定期的に「HBGはなまるキッズSUP活動」を実施していきたいとの事でしたので、私も協力したいと思っています。5月27日(土)は、子供達を迎えてSUP教室が実施されますので、是非たくさんの方に参加していただき、参加者全員で子供達を楽しませましょう。

堀 聖史(放課後児童デイサービス・指導員)

 

 

  • サップの基礎をお話される講師の西川氏
  • 体幹を使った基礎姿勢を体感する学生の阿部さん
  • 体幹を使った基礎姿勢を体感する保護者の皆様
  • 雁木からスタートする学生の阿部さん
  • 水上でのパドル操作を学ぶ学生と保護者の皆様
  • 原爆ドーム付近でサップ練習をする学生の阿部さん
  • 平和公園横の元安川で記念撮影
  • 講師の西川氏をかこんで記念撮影