大学紹介

学芸学部

3つのポリシー

1.ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針)

学芸学部では,所定の単位を修得し,以下に挙げることを身に付けた学生に卒業を認定し,学士の学位を授ける。

  • (1)人間理解に基づく豊かな人間性と社会性を身に付けており,地域貢献の実践に参与し,発揮する力を有している。
  • (2)子どもや音楽に関する領域の専門力を身に付け,実践する力や演奏する力を有している。
  • (3)子どもや音楽に関する諸問題を総合的に考察し,地域社会における諸問題を解決する力を有している。
  • (4)子どもや音楽に関する諸問題に対処するために,実践的に関与する諸力を有している。
  • (5)地域の教育文化や音楽文化に貢献できる指導力,応用力を身に付け,文化形成に寄与する力を有している。

2.カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

学芸学部の教育目的「高い専門技術(子ども・子育て支援技術,演奏技術)と人間理解力・教育力を基盤とし,人間を育て地域を育てる人間性豊かな教育者の養成を理念とし,学芸全般の幅広い分野について,深く,学際的に教育研究し,地域社会,国際社会に貢献する人材育成を目的とする」を達成するために,ディプロマ・ポリシーに従い,学習者の主体的な学びを重視したカリキュラムを編成する。

(1)学修方法 授業は,講義,演習,実験,実習,実技のいずれかにより,アクティブ・ラーニングを取り入れ,実践を通した学修を行う。
また,授業ごとに,週1~2回の予習復習を行うこととする。
(2)学修内容 1)初年次には「フレッシュマンセミナー」「スタートアップセミナー」等を必修とし,学修方法や大学生活に必要な知識・技能・表現力の修得を図る。
2)外国語,人文,社会,自然,環境科学に関する広く深い教養を修得し,子ども学,音楽に関連する領域の専門性の拡充するための科目を配置する。
3)学科の専門の中核となる科目として,必修の科目群を配置する。
4)各学科の専門科目の科目履修を通して,自らのキャリア,進路に合わせて多角的,総合的,体系的な学修をするために必要な科目を配置する。
5)地域社会に貢献できる実践力や表現力を修得及び学修し,多彩な実習,実技科目を配置する。
(3)学修成果の評価 ディプロマ・ポリシーに基づき,各授業科目の位置付けをカリキュラムマップで示し,各授業科目について「最終到達目標」への到達状況を評価する。
なお,学修成果を総合的に判断し,評価する指標として,GPAを活用する。

3.アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)

学芸学部の教育目的を理解し,ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーを踏まえて,入学を希望する次のような人を,多様な入学者選抜方法により受け入れる。

  • (1)入学後の修学に必要な基礎学力(知識,技能等)を有している。
  • (2)自らの思考や実践を多面的,客観的に判断でき,活動や発表会・演奏会等の表現活動の実績を持っている。
  • (3)自らの思考やイメージを表現し,伝えることができ,活動や演奏の経験を有している。
  • (4)子どもや音楽に旺盛な関心や意欲を主体的に持ち,子どもに関わるボランティア経験や音楽にかかわる演奏経験を有している。
  • (5)地域の教育文化や音楽文化に貢献する意欲や熱意があり,地域の施設等における体験活動に参加したことがある。

アセスメント・ポリシー

学芸学部では、教育・研究の質の向上に取り組むために、3つのポリシーの評価を組織的に行っている。
その目標実現のために、成績評価をはじめ、新入生アンケート調査、基礎学力テスト、ソルフェージュクラス分けテスト、PROGテスト、カリキュラムチェックリスト、コース希望調査、資格取得希望調査、教職履修カルテの分析、セメスター毎の実技試験結果、卒業時アンケート調査、及び卒業後調査等を用いて、学生の学びに関するアセスメントを行う。