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【新任教員紹介】満留ゆき先生(音楽療法)が准教授として着任

2024-04-01 音楽

令和6年度4月1日付で、学芸学部音楽学科に満留ゆき先生(音楽療法)が准教授として着任しました。

【満留ゆき先生のプロフィール】
マンスフィールド大学音楽療法学士課程を修了し、テンプル大学院音楽療法修士課程修了、同大学音楽療法博士課程において博士号(音楽療法)を取得。その後、テンプル大学本校で助教授、ジャパン校で音楽療法講師、アメリカ音楽療法協会(AMTA)会員、米国認定音楽療法士(CB-MT)、ノードフロビンズ音楽療法士(NRMT)。
これまでの臨床経験は、ニューヨーク州立特別支援学校音楽療法士(教師)、グループホームやデイサービスでの成人から高齢者までの音楽療法を実践してきた。また、アドバンストレーニングとしてニューヨーク大学ノードフロビンズ音楽療法センターで実際に児童生徒や高齢者に音楽療法や研究を行った。日本国内では認知症高齢者施設や洗足学園音楽大学で講師、同大学内音楽療法臨床センターで臨床とスーパービジョンを行った。
研究領域ではArts and Quality of Life Research Center(テンプル大学内に設置されている研究センター)において、補助金を活用しながら企業と地域との連携を図りながら音楽療法サービスを地域の児童生徒に提供した。また、同センター内で、全米芸術基金(NEA)を活用して研究を共同で行った。

【満留ゆき先生からのメッセージ】
皆さん、はじめまして。満留ゆきと申します。音楽療法を勉強するためにアメリカの大学や臨床・研究するために様々な施設におりました。この度この広島文化学園大学に着任することになりました。どうぞお願いいたします。
音楽療法という言葉を聞くとどんなことを連想されるでしょうか。癒し、ケア、心の支え、人助けなどなど。様々な印象があるかと思いますが、私にとって音楽療法は、人と人とをつなげる、音楽の中で絆が無限に広がっていくのが魅力の1つだと思っています。音楽を介して人とつながれる!こんな素敵な職業がほかにあるでしょうか?と音楽療法士になってずいぶん経ちますがこの気持ちは変わらず私の心の近いところにあります。
学生の皆さんは、本大学では様々な科目の中から授業を選択できますが、その中の1つに音楽療法があります。中には音楽教師になるために教職も頑張って勉強されていますが、資格と免許同時進行で勉強されるのはとても大変なことともいますが、皆さんの学びが少しでも実りあるものになるよう全力でサポートさせていただきたいと思っています。