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「絵本のリサイクル」で地域貢献

2022-11-19 コミュニティ生活

広島文化学園短期大学コミュニティ生活学科の2年生は、毎年「ワクワクながつかとうべえ祭り」の実行委員となり、地域の活性化に貢献しています。
3年連続で今年も新型コロナウィルス感染症の影響により祭りは中止となりましたが、実行委員となった4人が、祭りのメイン企画であり先輩たちが続けてきた「絵本のリサイクル」を実施しました。
「絵本のリサイクル」は、祭りの名称のもととなった藤井東兵衛先生(長束小学校初代校長)が本が大好きだったことにちなんで始めたもので、各家庭に眠っていて読まれなくなった絵本や児童書を提供してもらい、地域の子どもたちに無料でお譲りするというものです。2016年の第5回とうべえ祭りから始め、今年で7回目になります。学生たちはあらかじめ、長束幼稚園、長束保育園、長束小学校、長束西小学校、長束中学校、広島文化学園大学・短期大学に協力を呼びかけ、その結果、絵本・児童書576冊が集まりました。
11月19日(土)の当日、山本高公様のガレージをお借りしました。10時から12時までに昨年の2倍、160人を超える親子連れが来場し、大変にぎわいました。

【学生のコメント】

高野 花里 さん(2年/広島国際学院高等学校出身)
この絵本のリサイクルを通して地域の方のあたたかさに触れることができ、とても心に残る体験になりました。絵本を集める際には近隣の幼稚園や保育園、小・中学校に協力していただき、今回のリサイクル活動を成功することができました。笑顔で絵本を持って帰って行く姿を見て、“眠っている絵本に輝きを”取り戻すことができたのではないかと、とても嬉しく思うと同時に、この活動ができて良かったと改めて感じることができました。

岩崎 日和 さん(2年/広島県・広陵高等学校出身)
絵本のリサイクルをするにあたって近辺の学校から絵本や児童書をいただいたり、お店に告知の張り紙を貼っていただいたりとたくさん協力していただきました。当日は絵本がほとんどなくなるくらいたくさんの人が来て、ありがとうと言われるたびにとても温かい気持ちになりました。この活動を通して地域の方々の温かさを感じ、とてもやりがいがありました。

  • 実行委員の学生たち
  • 160人以上が来場
  • 一人10冊まで選び放題
  • 親子で仲良く絵本選び
  • 小さな子どもを見守りながら
  • 子どもの笑顔で元気に