令和5年度 阿賀キャンパス消防訓練
2023-11-09
看護
阿賀キャンパスでは、呉市東消防署の協力のもと消防訓練を実施しました。
11月9日(木)の昼下がり、突然、阿賀キャンパス内に非常ベルの音がけたたましく鳴り響きました。その直後「研究室から出火した」との非常放送が流れました。講義中の時間帯であったため、講義を中断して、学生・教職員全員がグランドに避難しました。逃げ遅れて建物内に取り残された学生数名は、通報により到着した消防のはしご車により、建物4階から無事救出されました。
訓練後には、火災による負傷者の救護方法やAEDの講習が、本学の教員によって実施されました。これは、看護師を目指す学生たちにとっては日頃の学習内容を確認する機会となりました。また、消防署の方々からは消火器の使用方法に関する指導を受け、実際に消火器を使って火災の消火を体験しました。この際、火災の炎が自身の背の高さに達するまでが消火の目安であることなど、重要なポイントを学ぶことができました。さらに、屋内消火栓の使用方法についても説明とデモンストレーションが行われ、より一層の安全意識向上に寄与しました
今回の訓練を通して、将来看護師を含め、医療職をめざす学生たちにとって、緊急時や災害時に、人の命を救うことができる行動について学びの多い有意義な時間となりました。
《学生の声》
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緊急時は様々な状態の要救助者がいるため、迅速な判断や観察が必要だと思いました。はしご車により救出され、要救助者の恐怖や不安を体感できました。
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要救助者がいたら、まずは落ち着いて、すぐに搬送してもらえるように連絡方法や状況の伝え方を考えていきたいです。
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緊急事態の際には、どう行動するべきかを考えるきっかけになりました。
4階からはしご車で非難
地上に
自衛消防隊長 坂越学長 医療者として緊急時に備えよう
AED講習
放水訓練 400~500㍑/分!
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