「中国地区ろう学校陸上競技記録会」の運営にボランティア参加
(開会式に臨む陸上競技部員たち)
11月11日(土)、本学郷原キャンパス陸上競技場で第2回中国地区ろう学校陸上競技記録会が開催され、陸上競技部員32名が競技運営のボランティアとして参加しました。これまで中国地区ろう学校体育大会として陸上競技の競技会が開催されてきましたが、近年、開催場所の確保が難しくなってきているという状況の中、主管校である広島県立広島南特別支援学校関係者から相談があり、昨年度、第1回記録会を本学郷原キャンパス陸上競技場で開催しました。今年は昨年に引き続きの第2回大会で、中国地区から8校63名の選手が参加されました。参加された選手の中には3年後に東京で開催される、ろう者のオリンピック「2025デフリンピック東京大会」を目指している選手もおり、大変盛り上がる記録会となりました。
陸上競技部では、スポーツ健康福祉学科で学修したアダプテッド・スポーツ科学の実践の場として、本大会のほか、広島市障がい者スポーツ協会が主催する陸上競技大会やフライングディスク大会等のサポートに積極的に参加しています。
【競技会運営に参加した学生の声】
竹中 恵茉(2年/広島県・瀬戸内高等学校 出身)
中国地区ろう学校陸上記録会の競技役員をして、去年よりもスムーズに競技を進めることができて良かったです。また、最後まで選手を支え、応援することができて良かったです。この活動を通して、試合を支えてくれる役員、応援してくれる人、監督、たくさんの人のおかげで陸上競技ができていることに、感謝を忘れてはいけないと改めて思いました。
吉村 花菜(1年/広島県・広陵高等学校 出身)
私がろう学校記録会を経験して感じたことは、改めて支えてくださっている人がいるから競技ができているということです。運営などをしている中で初めてのことが多くありましたが、とても貴重な経験ができたと思います。これからはより感謝の気持ちを大切に競技に取り組みたいです。
- アナウンサー
- スターター(ピストルと黄旗)
- 記録会(50m走)の様子
- 記録情報係
- 計時員・決勝審判員
- 跳躍審判員(走り幅跳び)
- 投てき審判員(ソフトボール投げ)