包丁研ぎ講習会
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食物栄養
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食物栄養学科では、今後調理に携わる仕事に就く学生達へ技術の向上として、毎年2年生を対象に包丁研ぎ講習会を開催しています。
講師として、学生の包丁の購入先である「小早川商店」の小早川章三さんに来ていただきました。講習会の中では、包丁の種類や取り扱い方法について等、長年包丁研ぎのお仕事に携わっておられる小早川講師の経験から、幅広い知識を学びました。学生たちは包丁研ぎのプロの技術に圧倒された様子でしたが、一人ひとり丁寧に指導してもらえたことで一生懸命に取り組むことができました。
【学生の感想】
包丁を研いだことがなかったので、とても貴重な体験ができて嬉しかったです。先生が包丁を研いでいるのを見て、私もすぐにできるだろうと思っていましたが、実際に研いでみると力がいるし大変でした。研ぐ位置を変えながら同じ方向にしないといけなかったので難しかったです。先生が私の包丁を研いでくださるのをずっと見ていましたが、音とスピードが全然違いました。すごかったです。包丁には本当にたくさんの種類があって、切るものによって作られている素材も違うと知り、すごく勉強になりました。
西原 紗奈 さん(2年/広島文教大学附属高等学校出身)
ずっと前から最強の包丁を作ることを楽しみに、今日の講習会に臨みました。自分の包丁がどのくらい傷んでいるか見ただけではわかりませんでしたが、研ぐ前と後では表面のツルツル感が全く違いました。こんなにも鋭い自分の包丁は買ったとき以来です。表面の錆びも落とし、最強の包丁ができてすごく嬉しかったです。講師の先生の包丁への熱意が伝わり、今回教えていただけて本当によかったです。
高山 里佳 さん(2年/広島県立大門高等学校出身)
包丁の種類や特徴について初めて知ることが多く、とても勉強になりました。荒砥石・中砥石・仕上げ砥石と順番に研ぎ、一つ一つの動作が簡単なようでも実際にやってみるととても難しかったです。刃を寝かす角度や力の入れ具合も重要で、繊細な作業だと思いました。自宅で包丁を研ぐ習慣がないため、今回の講習会は良い経験になりました。日頃からできる包丁の手入れ方法も教わったため、これからも包丁を大切に使い、調理をしていきたいと思いました。
平本 歩実 さん(2年/社会人)
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小早川講師から包丁の種類について説明 -
プロの技を間近で -
自分の包丁を研ぎます -
たくさんの種類の包丁