ひとり暮らし高齢者のクリスマス会
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食物栄養
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今年も12月15日(土)に大学近隣のひとり暮らし高齢者を対象とした「クリスマス会」が開催されました。安佐南区長束西学区社会福祉協議会と食物栄養学科が共同で毎年実施し、今年で21回目になります。栄養士をめざして調理や栄養を学ぶ1年生がさらに成長できる大切な行事です。食事はフルコースを給食実務実習室で調理します。サービス、テーブルのアレンジ、会場の装飾、余興、音楽演奏と調理だけでなく学生のおもてなしの心が育っています。
【フルコースメニュー】(733kcal)
スパークリングワイン
オードブル:きゅうり巻き うずらサンタ ローストビーフ
スープ:ベーコンとチンゲン菜のコクみそ汁
メイン:タラのポワレ~トマト・バジルソース添え~
ロールパン
デザート:ロールケーキ
コーヒー
【学生のコメント】
大量調理で何時間も立って作業することがとても大変でした。しかしお客様の「美味しかった」「ありがとう」という声を聞いて頑張ってよかったと思いました。セミナーのみんなとも協力できてとても楽しかったです。成長できたことは、手が空いているときに自分ができることを見つけて行動できたことです。ロールケーキを何回も練習して、どうすればフワフワに仕上げることができるか、巻き方はどうすればよいのかすごく考え、本番で一番良いものができて本当によかったです。
料理担当:神田 智加 さん(1年/広島県立尾道東高等学校出身)
準備の時からみんな真剣でとても良いものになったと思います。効率よく動けたのも一人ひとりが自分の仕事や役割を理解していたからだと思います。準備から本番までとても大変だったけど、最後に高齢者の皆様を花道でお見送りした時に「美味しかったです」と言ってもらえて本当に嬉しかったです。大成功のクリスマス会でした。
料理担当:大杉 若菜 さん(1年/広島県廿日市西高等学校出身)
夏ごろからずっとクリスマス会のことを考えてメインメニューの試作を繰り返してきました。何度もメニューを変更し悩んだ結果、ポワレにたどりつきました。お客様が帰るときに調理をした私たちに「ありがとう」「美味しかったよ」と声をかけてもらえて達成感がありました。栄養士をめざす私にとって良い経験になりました。
料理担当:石地 玲㮈 さん(1年/広島県立広島商業高等学校出身)
サービス係としていかにフルコースをスムーズにお客様に提供できるか考えながら頑張りました。高齢者の方々も優しく声をかけてくださり、楽しく話すことができ、嬉しかったです。成長できたことは、まず行事を開催して成功させる大変さを知ることができたことです。コース料理を出す順番やタイミング、置く場所など、知らなかったことを自分で理解して考えることができました。
サービス担当:野間 陽菜乃 さん(1年/山口県立桜ヶ丘高等学校出身)
始まる前は不安ばかりでしたが、会場での接客で高齢者の方々がこのクリスマス会をすごく楽しみにしてくださっていたことがわかり、みなさんに喜んでもらいたいという気持ちで最後まで取り組むことができました。ビンゴゲームでは、嬉しそうにビンゴカードをもってきてくださるお客様の顔を見ることができ、今日のために準備してよかったと温かい気持ちになりました。先輩方も手伝ってくださり、今日一日楽しかったです。
会場コーディネート・余興担当:高山 里佳 さん(1年/広島県立大門高等学校出身)
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大量調理室でオードブルの盛り付け -
クリスマスフルコースの完成 -
学生サービス担当がおもてなし -
かわいいうずらサンタクロース -
学生からクリスマスメニューの説明 -
楽しいビンゴゲーム -
音楽学科学生によるクリスマス演奏 -
調理担当グループ -
サービス担当グループ -
会場・余興担当グループ