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卒業研究発表会

グローバルビジネス

グローバルビジネス学科では、地元や海外で活躍する人材を育てるため、ビジネスをはじめ、会計や観光、IT、社会調査など様々な専門分野に分かれて卒業研究を行っています。指導教員からマンツーマンによる専門的な指導のもと、自分の独自テーマについて卒業研究をまとめ、発表しました。今回の卒業研究発表を通して、大学で得た知識を活かして、社会に貢献してほしいです。


現代社会セミナー(指導教員:真嶋教授)

岩崎 誠太 さん(京都両洋高等学校出身)
「食料自給率と農業」
私は、日本の食料自給率の問題に焦点を当てて現在の日本の農業が抱えている課題について研究しました。食糧自給率が減少傾向にある原因が日本人の食の欧米化にあることや、耕作放棄地の増大や農業就業人口が減少するとともに高齢化していることを明らかにしました。
また、「産業としての農業」を構築していくためのいくつかの提案をまとめたりしたことで、日本の食料問題について深く勉強することができました。
プレゼンテーションは緊張しましたが、事前に何度も練習を重ね準備をしたので、色々な質問にも対応することができたと思います。このような経験は、これから社会に出てからの仕事でも役に立つと思いますし、自信にもなりました。


ITセミナー(指導教員:丸井教授)

石森 幸人 さん(広島県立呉工業高等学校出身)
「Web投稿サービス「kotubu」の試作 -PHP,SQLite3を使って-」
私は、日常的にTwitterやFacebookなどの投稿サービスを使い、セミナーの仲間や海外の友達とつながっています。卒業研究では、その仕組みを知るために「小さなつぶやき(kotubu)」ができるシステムを手元のパソコンで作ってみました。
この結果、莫大な投稿をデータベースに蓄積しつつ、リアルタイムでWebの画面に表示していくプログラムを具体的にイメージできるようになりました。これからも、距離や時間をこえて沢山の人とコミュニケーションをとるために、IT技術に注目していこうと思います。


グェン ゴック ミン トオン さん(留学生)
「WebのForumサイト「GB Plaza」の公開 -C#, SQLを使って-」
私はベトナムから来た留学生です。グローバルビジネス学科で日本人学生や他の留学生と楽しく交流してきましたが、そのなかで、名前を呼び合うことはとても大切だと感じました。そこで、プログラミング言語C#でニックネームを登録できるフォーラムサイト「GB Plaza」を作り公開しました。
ベトナム語と漢字変換の辞書機能を持ち、そこからニックネームを作れるのが特徴です。このサイトの運用と改良は後輩に託しますが、広島県内の企業に勤務するので、大学にも顔を出して協力していきたいです。


フ リツチョウ さん(留学生)
「Java AppletとJava Applicationの比較-Koch曲線描画プログラムの作成をとおして-」
Javaは広く普及しているプログラミング言語です。私はその基本を理解したかったので、AppletとApplicationで同じように動くプログラムを作りました。
題材のKoch曲線は、基本となる線を分割する操作を繰り返して作っていくもので、完成したプログラムでは海岸線のようないろいろなパターンを見ることができました。
私はIT技術者として日本の企業に就職します。Javaを取り巻く環境が変化している今、ここで学んだことを役に立てていきたいです。


ITセミナー(指導教員:香月教授)

吉川 紗加 さん(熊本県立菊池農業高等学校出身)
「Webアプリケーションによるオンライン辞書の開発」
Webアプリケーションをテーマに作成したのは、日本・中国・韓国・ベトナムのオンライン漢字辞書。プログラミング言語のJava, Webサーバで動作するプログラムの作成方法、データベースとの連携など、小さなシステムですがWebアプリケーションの全体像がわかりました。
オンラインショッピングって、どんな仕組みで動いてるの?そう思って取り組み始めた卒業研究では、コンピュータを相手にすることで、論理的に考えるトレーニングになりました。


会計セミナー(指導教員:新野教授)

山木戸 一貴 さん(広島県・武田高等学校出身)
「シャープ株式会社はなぜ傾いたのか」
2016年にシャープ株式会社が台湾の鴻海精密工業股?有限公司に買収され、日本企業としての歴史に幕を下ろしました。東広島工場の存在を知る私としては、とても他人ごととは思えず、その理由を探りました。
研究では両社の沿革と戦略を確認し、シャープ株式会社の過去10年間(特に直近3年間)の基本財務諸表を分析し、結局は経営者の判断ミスという内的要因とそれが財務諸表に如実に表れている旨を述べました。
私は3年次後期に日商簿記検定2級に合格しましたが、この卒業研究を通じて、会計の重要性を学べたことはとても収穫となりました。就職後も、この学びを活かしていきたいと思います。


社会学・社会調査セミナー(指導教員:礒田教授)

高橋 由樹 さん(広島県立大竹高等学校出身)
「地域のグローバル化と多文化共生」
外国人は観光客や留学生だけでなく、生活者として地域に住んでいます。卒業研究では、彼らとの共生について考えました。調査結果から、グローバル志向/地元志向は必ずしも対立しないこと、企画・アイディアを出すがのが好きな人は交流志向があるということなどがわかりました。
この結果をふまえて、外国人と日本人が参加できるようなイベントや互いの文化を知る講座の開催、住民が企画にかかわる住民参加型での実施などを提案しました。これからは、地域住民のひとりとして、地域の外国人たちともたのしく交流できるといいなと思います。


塩形 雄太 さん(広島県・山陽高等学校出身)
「若者の就労観・就職観─私事化傾向に関連して」
大学生の一番の関心と言えば就職で、という訳で卒論のテーマに若者の就労観・就職観を選びました。最近の若者は私事化していると言われますが、若者の就労観・就職観はその私事化傾向とどう関係しているかを調査しました。
本学の学生は待遇よりやりがい志向、ボランティアへの興味など意外に社会志向が強いことがわかりました。私事化している若者の方が、やりがい志向がつよいという結果からは、若者にとってやりがいとは責任や役割に関係するものではなく、自分の気持ちが大切ということが読み取れました。


サイ シンイ さん(留学生)
「女性の活躍と性別役割分業に関する実証的研究─大学生を対象とした意識調査を中心に─」
015年には「女性活躍推進法」も成立しましたが、まだまだ男女平等ではないと感じます。大学生を対象とした調査を実施して、平等志向と分業志向について調べました。
全体に日本人学生の方が留学生より平等志向ですが、働くことに関しては留学生の方が平等志向です。これには共産主義の影響もあると思います。また、仕事より家庭、と家庭を重視する人は分業志向が強く、家族主義が女性の活躍を阻む側面もあるとわかりました。
調査も論文も大変でしたが、ゼミの仲間と一緒に作業する時間は楽しかったです。


観光・国際交通セミナー(指導教員:今田教授)

ショウ ライ さん(留学生)
「日本の鉄道貨物輸送の現状と課題について」
JR駅で長い貨物列車を目にすることがあります。「あの貨物列車は何を、どこへ運んでいくのだろうか」と思うことが度々ありました。私の母国、中国では日本の貨物列車とは比較にならないほど長いですが。
こんなことが卒業研究のきっかけとなりました。研究を進めていく中で、様々なことがわかりました。一つは、日本では貨物輸送のほとんどがトラックで、鉄道の分担率は1%に過ぎないのです。運輸の面からみると鉄道は地球温暖化防止の切り札ですが。今の貨物輸送に求められているのが、コスト、スピード、貨物の小口化等です。鉄度はこの要求に応えねばなりません。


リ ブンケン さん(留学生)
「広島の世界遺産の現状について」
現在、981件が世界遺産として登録されていますが、紛争、開発、維持管理等で危機にさらされている世界遺産も多くあります。そういった中で、広島には2か所の世界遺産があり、多くの観光客が訪れています。
卒業研究ではこの2か所の世界遺産を訪れる海外からの観光客の交通について研究しました。特に、JR広島駅から原爆ドーム、宮島までのアクセス交通の利便性について、鉄道、路面電車が利用できることが他の世界遺産に比べると大きな利点で、アクセス交通は優れているということがわかりました。世界遺産の有効な活用について、多くの可能性が確認できたと思います。


デン ノウ さん(留学生)
「地球温暖化が私たちの生活活動に及ぼす影響に関する一考察」
地球温暖化防止については、1990年代から地球規模で議論され、具体的な対策がなされてきていますが、今なお難しい課題です。私は、地球温暖化が私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを示し、今後の防止策について検討しました。
結論から言うと、国や地方政府の責任は当然であるが、一番は市民個人個人の意識と行動が地球温暖化防止に大きいと考えます。海面上昇により国が消滅している現状を思えば、悲しくなります。


経済セミナー(指導教員:何教授)

マン フェ さん(留学生)
「電気自動車の日本経済への影響」
卒業論文では、HV、PHV、EVを含む電池自動車の世界市場の現状を紹介し、日本の電池自動車産業について地域別の技術変化の効果を分析しました。卒業研究を通じて私は、文章理解や論文の書き方、図表・PPTの作り方をはじめ、問題分析力や解決能力を身につけることができたと思います。


チョウ キンバイ さん(留学生)
「電気自動車の日本経済への影響」
卒業論文では、外国人観光客の支出動向を分析し、それらの日本経済への影響について検討しました。また、海外における国際観光市場の動向等も把握し、実施した施策の評価も行いました。
観光をテーマとした卒業研究に取り組むことによって、観光と経済の関連性を深く勉強することができました。


リ セイ さん(留学生)
「中国における低炭素経済戦略
卒業論文では、産業別の中国のCO2排出量による大量二酸化炭素排出量の要因を分析し、中国の省エネ・新エネの推進、自動車のCO2削減、植林の推進、CO2の回収・貯蔵などにおける様々な取り組みをまとめました。
特に私は、この卒業研究に取り組むことによって問題解決に必要な調査・分析力を能力を身につけることができたと思います。


経済・経営セミナー(指導教員:権教授)

チャン ニャット クァン さん(留学生)
「ベトナム人材の日本への受け入れの現状と課題」
論文では、日本におけるベトナムからの高度人材受け入れ政策を中心に、海外からの留学生の増加と日本での就職におけるミスマッチング問題について調査・分析を行いました。
研究の結果、日本留学への更なる情報の提供と日本企業への外国出身留学生の採用問題におけるいくつかの改善策を提案できるようになりました。今後、日本での就職が決まっている私としては、このテーマについて引き続き関心をもって日本企業での外国人人材活用における諸問題の改善に役立ちたいと思います。

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