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授業pickup「基礎ゼミナール」(再生紙活用プロジェクト)

2021-03-10 子ども

子ども学科1年生の基礎ゼミナールIIでは例年、地域の子どもたちを招いて「WAWAWAこどもまつり」を実施しています。企画・運営をすべて1年生だけで行う取り組みですが、コロナ禍で実施することができませんでした。

そのため、1年生80名が「あかねの森開墾プロジェクト」「子どもたちを対象としたオンラインワークショッププロジェクト」「再生紙活用プロジェクト」の3チームに分かれて、企画からすべて自分たちで話し合いながら活動を行っています。

今回は、その中の再生紙活用プロジェクトチームが、広島紙漉きラボの方々をお招きし、折り鶴再生紙を活用した商品開発のためのプレゼンを行いました。初めての経験でしたが、学生たちは創意工夫のある商品を企画しました。どの企画が採用されるかはわかりませんが、自分たちが考えたものを「誰にどのように使ってほしいか?」を考えることはよい経験となりました。紙漉きラボさんからのお返事を待ちながら、引き続き取り組みを継続していきます!

 

【学生の声】

私は先輩たちが実施された「あかねプロジェクト」のツリーに飾られた折り鶴を再利用するプロジェクトチームで活動しています。自分たちで再生紙を活用した商品企画を考え、パワーポイントを作り、企画提案のプレゼンをしました。このような機会はあまりないですし、折り鶴再生紙を使った商品を製作されているプロの方に企画を提案するというとてもいい経験をさせてもらえました。私たちが企画した商品「自分パズル」をプレゼンしたあと、紙漉きラボの方々が私たちにしてくださった質問や意見は、私たちでは気づくことのできなかったことや、学ぶべき視点がたくさんありました。今回のプレゼンで自分たちの企画が採用されるかはまだわかりませんが、学んだ視点をこれからいろいろなことに活かしていけるようにしたいと思いました。

松村 優依 さん(1年/山口県立光高等学校出身)

 

  • 大型ディスプレイでプレゼン
  • 「自分パズル」の企画提案
  • パズルの見本を準備
  • 紙漉きラボさんからのコメント