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第2回スポーツリーダーズセミナー開催

2021-02-25 スポーツ健康福祉

225日(水)、坂キャンパスにおいて、8指定強化クラブから22名の幹部学生が参加し、「第2回スポーツリーダーズセミナー」が開催されました。このセミナーは、指定強化クラブの現幹部や次期幹部を対象としたもので、クラブの幹部としての心得やリーダーシップ・スキルを身に付けることをねらいとしたものです。

第1部として、東川安雄学生部長から「チームを成功に導き、メンバーを成長に導く『リーダーシップ・コーチング』」についての講義を受け、リーダーとしての「誠実さ」やメンバーの声を「よく聴く」ことなど、リーダーとしてのふるまい方の大切さを学びました。

2部は、PBL(問題解決学習)方式に基づき、他大学の運動部員による最近の問題行動(大麻栽培等)について、その原因や解決策についてクラブ単位で話し合い、その結果を発表し合いました。参加者全員が大きな問題であると受け止め、真剣に話し合った結果、「自分のしていることがチームだけでなく様々なところに影響していることを認識し、責任を持って行動するように注意喚起する」「定期的にミーティングを持つ」「全員にチャンスを与えるシステムを作る」「チームの一員という意識を持たせるために孤立化させない」「全員が主役のチームを作る」などの提案がありました。

Withコロナで取り組んできた、地道な1年間の練習成果を発揮できる新しいシーズンが、すぐそこまで来ています。チームの成功とメンバーの成長を導くためにも、今回の研修で学んだことをクラブに持ち帰り、メンバーと共有し、待ちに待った公式戦への挑戦と1年間の活動につなげ、学園の皆さんから応援されるクラブに育っていってほしいと願っています。

 

【学生の感想】

選手間での意識の違いや、危機感の無さ等が大きな問題を生むということが身に染みてわかりました。今後は定期的にミーティングや面談などを実施して、部員全員が同じ方向を向けるように、チームのリーダーとして全員に目を向けていこうと思います。

土取 大起 さん(野球部/3年/広島国際学院高等学校出身)

 

スポーツリーダーズセミナーに参加して、幹部学生としての心構えや考え方について新たな知識を得ることができました。大学の部活動は、高校とは違って先生に教えてもらうばかりのものではなく、自分たちが主体性をもって行うものでもあると思うので、部の主将として「チームを成功に導き、メンバーを成長に導く」ことができるようにしていきたいと思います。また、PBLでクラブ活動について考えるという活動もあり、しっかり自分のクラブ活動とも関連させながら考えることができたので、これを機会にクラブ活動でもこのようなPBLという活動をしっかりと取り入れて行きたいと思いました。

八城 実莉 さん(女子バスケットボール部/3年/広島県立広島観音高等学校出身)

 

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