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授業pickup「基礎ゼミナール」

2020-12-07 子ども

子ども学科では2年になると希望するコースに分かれます。それぞれのコースでは「基礎ゼミナール」の授業で、様々な取り組みを行っています。

保育・幼児教育コースでは、11月30日に「Webワークショップ」を開催しました。講師としてアイグラン保育研究所顧問の谷本和子先生に登場していただきました。また、子ども学科の卒業生の中村未来さん(2020年3月卒業/広島県立廿日市西高等学校出身)にもご協力してもらいました。

ワークショップのテーマは「絵本の読み聞かせ」と「指先あそび」で、保育技術を身につけるとともに、幼児期の遊びの大切さやポイントを知ることをねらいとしました。それぞれ実演を交えながら、実施する上でのポイントについて説明があり、学生からは実習の経験を踏まえた質問が出るなど、実習経験と授業が融合した有意義な時間となりました。

 

【学生の声】

読み聞かせのときは、本の内容に集中できるように配慮することが大切だと学びました。たとえば、読んでいる途中で子どもから質問があったとしても「あとで聞くからね」と返し、話を中断しないように気をつけようと思いました。

山本 洸喜 さん(2年/広島工業大学高等学校出身)

 

絵本や指先遊びを選ぶ際のポイントについて理解できました。この学びを生かして、実習ではクラスの子どもに合った遊びを実現したいです。

高橋 智恵 さん(2年/広島県立総合技術高等学校出身)

 

続いて12月7日には、ゲストティーチャーとして広島乳幼児教育保育支援センター乳幼児教育アドバイザー、広島市教育委員会新規採用者研修講師の川崎文子先生をお招きしました。講話のテーマは「幼児教育の魅力~おもしろい子どもたち!遊びは学び!」で、落合東幼稚園における実践「おちあいひがしダム」について紹介していただきました。講話は学生とのやり取りも交えながら、終始和やかな雰囲気でした。学生たちは、子どもの興味を引き出し、そこからより大きな体験や製作につなげていく方法について学ぶことができたようです。

 

【学生の声】

ちょっとした関心から、実際に現場に行ったり、つくてみたりすること、一つのことを全力で楽しむことの大切さを学びました。子どもが楽しいと思った出来事に気づいて広げることができように、子どもをしっかりとみていきたいです。

山本 知世 さん(2年/広島県・広陵高等学校出身)

 

遊びが大切だということは良く聞くけれども、そこからダムに行ってみたり、ダムを作ったりすることに驚きました。みんなで何かをつくることは、協力する態度や仲間意識が芽生えるから良いと思いました。実習は不安もありますが、今日の講話を聞いて頑張ってみようという気持ちになりました。

池田 穂乃香 さん(2年/広島県瀬戸内高等学校)

 

  • Webで解説する谷本和子先生
  • 絵本の読み聞かせの実演
  • ゲストティーチャーの川崎文子先生
  • おちあいひがしダムの紹介