一次救急処置(BLS)演習
2020-11-12
看護
看護学科では「対話の教育」「嚶鳴(おうめい)教育」という教育理念に基づいてアクティブラーニングを実践しています。
2年生が「成人看護援助論I」の授業で、救急のABCの実践として、一次救命処置(BLS)演習を行いました。一次救命処置(BLS)とは、心肺停止や呼吸停止している傷病者に対して、応援要請を行うとともに胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法とAEDの使用が主な内容です。
この日は、8月の「救急看護実習I」の授業で一次救命処置のトレーニングを学んだ救急看護強化コースの4年生たちが、2年生を指導しました。胸骨圧迫やAED、器具を用いた人工呼吸、気道異物除去などのブースに分かれ、2年生は技術のポイントを4年生に教わりながら技術チェックを受けました。演習の最後に4年生は、急変時に対応として専門的な器具や薬品を使用する二次救命処置(ALS)を2年生にデモンストレーションしました。見学した2年生からは「テキパキ行動し、自分のすべきことを把握して無駄のない援助をしていた」「今日1日で習ったことがすべて繋がっていることがわかった」「チームワークとコミュニケーションの大切さが実感できた」「2年後、自分も先輩たちみたいにテキパキ動けるようになりたい」との声が上がりました。4年生もこの言葉を励みに、現在、看護師国家試験合格に向けて頑張っています。
写真の青いスクラブを着ているのが4年生、白いユニフォームが2年生です。
- バックバルブマスクの説明
- AEDの説明
- 心臓マッサージの実践
- 異物が喉に詰まった時の説明