キャンパス通信 食物栄養学科2017

「チャレンジ!調理講座」~調理の成長は、栄養士としての成長です~

授業時間外に1年生が受講する「栄養士として必要な調理技術を確実に習得するための支援講座です=写真左。例えば、基本の包丁の扱いに慣れるようにキュウリの小口切り=写真右=に挑戦し、30秒間に厚さ1㎜以下で26枚以上を目標に毎月の試験で実力を把握します。試験で枚数が増えるたびに達成感を味わい、さらなる目標を掲げて努力します。半年でほぼ全員が合格枚数を達成、30枚以上の学生も少なくありません。出し巻き卵の講座では調理技術だけでなく、微妙な味付けについても感覚をつけていきます。
入学時の調理の不安が自信へ変わり、2年生になる前には全員が驚くほど成長します。就職率が3年連続100%、さらに食の専門職への就職率が9割以上であることを支える講座です。

スナップショット「チャレンジ!調理講座」

◆教員のメッセージ◆

チャレンジ!調理講座」の担当教員
村田 美穂子 准教授

入学時には調理の経験が少ない学生も多く、調理実習に不安に抱える学生がいます。講座では、一人ひとりの技術を教員が把握して個別指導することで、確実に上達します。
基本の包丁の扱いを中心に、毎月1回のキュウリの小口切り試験で実力を把握します。30秒間に厚さ1mm以下で26枚以上切ります。試験で切れた枚数が増えるたびに達成感を味わい、さらなる目標を掲げて努力を継続します。約半年で、ほぼ全員が合格枚数に達成します。
さらに、出し巻き卵の講座では、調理の基本となる技術だけでなく、微妙な味付けについても感覚をつけていきます。入学時の調理の不安が自信へ変わり、2年生になる前には全員が驚くほど成長します。

食物栄養学科長
山下 由美子 教授

食物栄養学科へ入学したにも関わらず、家庭での調理経験が少なく、包丁も上手に持てない学生が増えてきたことから、栄養士になるために必要な調理技術を身につけることを目的に、調理実習を担当する村田先生が始められたのが「チャレンジ!調理講座」です。通常の授業が終了した後に行われる月1回の講座ですが、毎回多くの学生が参加しています。村田先生の厳しくも心のこもった指導を受けて、学生たちはどんどん成長し、夏休み前にはほとんどの学生が合格ラインに達します。「努力すれば報われる」という実体験が、自信に繋がっていくのだと思います。
2年生になって実施する校外実習でも、実習先の方から「包丁は上手に使えていますよ」という評価をいただくことが増えたように思います。
また、本学を卒業して4年制大学(管理栄養士養成施設)の3年生に編入した学生は、近況報告に来てくれた時、「調理実習に関する科目は短大のほうが充実していた」と話していました。短大を卒業し、栄養士として就職する時、最初に配属されるのは、ほとんどが調理現場です。身につけた調理技術を活かし、おいしい食事をお届けできる栄養士になっていただきたいと思っています。

◆学生コメント◆

【注】コメントを聞いたのは2017年5月下旬です。キュウリの小口切りの枚数が「21枚」となっている人もいますが、皆さんが読まれるころには「30秒間に厚さ1mm以下で26枚以上」を達成しているはずです。

先生にしっかりと教えてもらい、調理がうまくなっている実感があります。

篠原 美咲 さん
(1年生/広島修道大学附属鈴峯女子高等学校出身)

調理を自分がやりたいと思ったときにすぐに手際よくできるようこの講座に参加しました。包丁の使い方も我流ではだめで、先生に持ち方、立ち位置などをしっかりと教えてもらうことで、自分の一番切りやすいポジションを知ることができました。少しずつ調理がうまくなっている実感があります。もっと家でも調理をして上達していきたいです。

成長している自分を感じることができてさらにやる気になりました。

亀谷 怜司 さん
(1年生/広島工業大学高等学校出身)

男が調理?と思われるぐらい調理が下手で、とにかく調理がうまくなりたいと思い「チャレンジ調理講座」に参加しました。キュウリを切るのがはじめは4枚くらいだったので、自分でキュウリを買って家でも練習しました。この講座の後、キュウリ21枚まで切ることができるようになりました。成長している自分を感じることができてさらにやる気になりました。

調理技術を向上することで栄養士に近づくと思っています。

宇治部 遥香 さん
(1年生/広島県立安西高等学校出身)

栄養士として就職し現場に立った時に足手まといにならないようにこの「チャレンジ調理講座」に参加しました。栄養士を目指す私は、自分の調理技術を向上することで栄養士に近づくと思っています。調理技術向上のために、家でも練習しました。授業や学外講座、自主練習を通してこの一年間で成長したいと思います。