キャンパス通信 食物栄養学科2016Vol.1

「チャレンジ! 調理講座」で成長を実感

キュウリの小口切り=写真=を30秒間に厚さ1㎜以下で26枚以上-。そんなに早く切れるの!?と驚かれる人が少なくないかもしれません。でも、入学して間がないころは8枚しか切れなかったのに「先生に丁寧に指導してもらい、短期間で30枚近く切れるようになりました」という学生が実際にいます。
月1回、授業が終わった後に開く「チャレンジ! 調理講座」は、栄養士として欠かせない調理技術を確実に習得するための支援講座です。半年でほぼ全員が枚数を達成します。「包丁の持ち方から立ち位置までしっかり教えてくださるのでどんどん技術が身につきます」と成長感を味わっています。

「調理のできる栄養士」にあなたを育てます。

広島文化学園の『大学案内』(2017年度版)がお手元にあれば、55ページを開いてみてください。

おいしい食事を届けたい。
だから、調理のできる栄養士になる!

食物栄養学科の学生たちが、どのような栄養士をめざしているかを端的に物語っています。
別の言い方をすれば、「調理のできる栄養士にちゃんと育てます!」という学科としての、受験生の皆さんへの約束です。だから、この学科でしっかり学んでください。
「チャレンジ!調理講座」は、栄養士として欠かせない調理技術を確実に習得するための支援講座です。1)調理を知る 2)調理に親しむ 3)調理に慣れる 4)調理の技術を身に付ける 5)基礎から応用へ展開する -の5つがチャレンジ講座の目標です。

就職率100%・食の専門職が8割以上をこの講座が支えています。

就職率100%、さらに食の専門職への就職率が8割以上という実績をこの講座が支えています。
入学時には調理の経験が少ない学生も多く、調理実習に不安に抱える学生がいます。講座では、一人ひとりの技術を教員が把握して個別指導することで、確実に上達します。基本の包丁の扱いを中心に、毎月のキュウリの小口切り試験で実力を把握します。
試験で切れた枚数が増えるたびに学生は達成感を味わい、さらなる目標を掲げて努力を継続します。入学から4ヵ月も経つと、ほぼ全員が合格枚数の「30秒間に厚さ1㎜以下で26枚以上」を達成します
さらに、出汁巻き卵の講座では、調理の基本となる技術だけでなく、微妙な味付けの感覚を身につけていきます。
入学時の調理の不安が自信へ変わり、2年生になる前には、全員が驚くほど成長しています。

出汁巻き卵では、味付けから焼き色まで個別に、担当の村田美穂子先生(下側左の写真)が指導します。

学生のコメント

初めての時は8枚しか切れなかったのに、短期間で30枚近くになりました。感動です。

網本 恵理 さん
(2年生/広島県立五日市高等学校出身)

最初に包丁を使ってキュウリの小口切りをしたときには、30秒間に厚さ1㎜以下で8枚しか切ることができませんでした。それが、チャレンジ調理講座で先生に丁寧に指導してもらい、短期間で30枚近く切れるようになりました。感動です。もっともっと自信をつけて実践的な調理にチャレンジしていきたいです。

献立のレパートリーが増えました。お弁当も工夫ができるようになり、毎日が楽しいです。

丸田 萌 さん
(2年生/広島県立吉田高等学校出身)

チャレンジ調理講座のおかげで調理がさらに好きになりました。短大にいる間だけでなく、家に帰っても調理をするようになり、作る献立のレパートリーが増えました。学校へ持っていくお弁当もどんどん工夫ができ、毎日の調理が楽しいです。いつもお弁当に美味しい出汁巻き卵が入っているのも、この講座のおかげです。

先生が基本からしっかりと教えてくださるうち、どんどん技術が身につきました。

稲葉 真由美 さん
(2年生/広島県立安芸府中高等学校出身)

調理に自信がなかった私は、授業外で調理技術を学べるチャレンジ調理講座に積極的に参加しました。少人数の講習で、先生が包丁の持ち方から立ち位置までしっかりと教えてくださいます。不思議にどんどんその技術が身についていきます。この講座で養った事が、大量調理やボランティアに活かされます。

自分に足りなかった「確実な基礎技術」を固めることができました。

稲葉 真由美 上田 史佳 さん
(1年生/広島県・進徳女子高等学校出身)

高校の時に調理師免許を取得するために包丁の扱いや調理技術について学んできたつもりでしたが、まだまだ自信が持てませんでした。しかしながら、短大に入学して、授業外でこの講座を受けることで復習にもなり、自分の足りなかった確実な基礎技術を固めることができました。私の調理技術はこれからももっともっと成長すると思います。

先生が本当に横について教えてくれる。調理が上手な栄養士をめざして頑張ります。

梶川 実夢 さん
(1年生/広島市立沼田高等学校出身)

調理といえば、少し家で手伝いを、そして高校の家庭科で少し勉強した程度でした。栄養士の免許を取得するためには必要となるので入学した時から楽しみと不安がありました。しかし、チャレンジ調理講座があって、先生が本当に横について調理の基本をしっかりと教えてくださるのでどんどん上手になっていきます。これからも調理が上手な栄養士をめざして頑張ります。

山下由美子学科長の話

栄養士として就職し最初に配属されるのはほとんどが調理現場。
この学科で身につけた調理技術を活かしていただきたいと思います。

食物栄養学科へ入学したにも関わらず、家庭での調理経験が少なく、包丁も上手に持てない学生が増えてきたことから、栄養士になるために必要な調理技術を身につけることを目的に、調理実習を担当する村田美穂子先生が始められたのが「チャレンジ!調理講座」です。
通常の授業が終了した後に行われる月1回の講座ですが、毎回多くの学生が参加しています。村田先生の厳しくも心のこもった指導を受けて、学生たちはどんどん成長し、夏休み前にはほとんどの学生が合格ラインに達します。「努力すれば報われる」という実体験が、自信に繋がっていくのだと思います。
2年生になって実施する「校外実習」でも、実習先の方から「包丁は上手に使えていますよ」という評価をいただくことが増えた気がします。
本学を卒業して4年制大学(管理栄養士養成施設)の3年生に編入した学生は、近況報告に来てくれた時に「調理実習に関する科目は短大のほうが充実していた」と話していました。
短期大学を卒業し、栄養士として就職する時、最初に配属されるのは、ほとんどが調理現場です。身につけた調理技術を活かし、おいしい食事をお届けできる栄養士になっていただきたいと思っています。