キャンパス通信 音楽学科2016Vol.2

人の心に寄り添える音楽療法士を育てます

音楽療法士は「音楽が好き、人が好き」という人に最適な職業です。中国地方の大学で資格が取得できるのは広島文化学園だけ。理論と実践をバランスよく学ぶことができるカリキュラムと充実の就職支援により、「人の心に寄り添える音楽療法士」を育てます。
学生たちは「実習先で子どもの笑顔を見て喜びを感じた」「勉強が面白くて仕方ありません」と語ります。特別支援学校の教諭や児童指導員などの子どもの領域から老人ホームなどの高齢者の領域まで幅広い分野で卒業生が活躍しています。
音楽を一生の仕事にしたいあなた! 一緒に学びませんか!

*写真は音楽療法の授業風景

活躍できる場は多岐/地域からのニーズも多い

音楽療法士として活躍できる場は多岐にわたります。地域からのニーズも多く、広島文化学園で音楽療法を学んだ卒業生たちはさまざまな領域で活躍しています。

*読み進んでゆくと「活躍する卒業生たち」「卒業生の声」も載せています。

音楽療法士を育てるための環境が整っています
体系的なカリキュラムで理論から実践まで充実の学びを提供しています
音楽療法の授業風景
幅広い領域での実践力を磨く音楽療法実習
さまざまな領域で活躍する卒業生

音楽療法士の資格取得をめざす学生の声

“実習先での子どもたちの笑顔が私の喜びです。

槌本 紫乃 さん
(3年生/トランペット専攻/広島県・近畿大学付属東広島高等学校出身)

私が今一番興味を持っているのは児童領域の音楽療法です。実習先のクライアントの子どもたちと触れ合ったり、その子たちの笑顔を見たりするときは、とても楽しいですし喜びを感じます。
私は編入学生なので3年生から資格取得をめざしています。既にさまざまなことを学んでいる同級生たちと一緒に実習に行くことや、クライアントへの声かけや接し方が不慣れなことで、周りの同級生と比べて落ち込んでしまうことも度々ありました。

しかし、班のメンバーと実習の準備や打ち合わせをしているときは、笑顔も多く楽しいです。
まだ音楽療法の勉強を始めて間がないので、できないこともたくさんありますが、将来活躍できるよう、ますます勉強に励みたいと思います。
卒業後は他大の大学院に進学して、さらに臨床心理士の資格を取得したいと考えています。将来はカウンセリングの対象者に音楽療法を行うなど、音楽療法の資格と絡めた仕事ができたらなと模索中です。私は私らしく頑張っていけたら、と思います。

槌本さん=右端=音楽療法実習の様子

音楽療法の勉強が面白くて仕方ありません!

松原 美早 さん
(2年生/ポピュラーボーカル専攻/広島県立加計高等学校出身)

私は、自分の中で音楽に対する気持ちがひときわ強くなってきて、音楽の基礎をもう一度しっかりやりたかったことと、それと同時に、昔から音楽療法という仕事に興味があったこと、そして、社会が、音楽の力に注目、必要とし始めているような、なにかそのような気配を強く感じて、一念発起し音楽学科に入学しました。
周りの人が若いので、新しい世界に戸惑ったり、要領がつかめなかったりで、1年生の時はかなり大変でした。しかし、とにかく、勉強が面白くて仕方ありません。分からないことが分かるようになること、できないことができるようになること、知らなかった新しいことを教えてもらえることが、こんなに楽しいとは思いませんでした。

大人になっても、成長って楽しいですね。しかも、社会人なので、大学で勉強をしたことが、すぐに社会で使うことができたり、反映させたりすることができるので、それがまた楽しいです。また、先生や周りの若い同級生たちが、優しく接してくれるおかげで、へこたれずに大学に通えています。この部分は非常に大きいです。いくら勉強が面白いとはいえ、一人では頑張れないと痛感しました。
音楽療法を学んで、これまで抱いていた音楽療法のイメージがガラリと変わりました。音楽療法は生身の現場なので、予想外も、ハプニングも、アクシデントも全部想定内ということが、勉強していくうちにだんだんと思えるようになりました。なので、誠実に取り組むという気持ち、姿勢だけは忘れずに、あとは、実践の中に身を投じるような気持ちです。
これからの希望は、やはり、現場を知りたいです。重ねたいです。そのために、もっと勉強して技術を磨きたいです。音楽を使って役に立ちたいです。そしてなによりも、音楽療法の仕事を、もっと大勢の人に知ってもらいたいし、必要としてもらいたいです。そのために今後どうしたらいいのか、私たちにできることは何なのかを考え、取り組みたいと思っています。

音楽療法士の資格を活かして活躍する卒業生の声

実習と反転学習により実践力を磨くことができました!

庄原特別支援学校教諭
末弘 真穂 さん
(2015年春卒業/打楽器専攻/広島県立廿日市高等学校出身)

広島文化学園大学学芸学部音楽学科では、音楽療法の実習で実際に子どもたちと多く関わる機会があったので、子どもたちとの接し方に慣れていたという点が、今の仕事で役に立っています。
また、最も重要である生徒の実態を把握するポイントも実習を通して抑えることができたと思います。実習にはスーパーヴィジョン(実習の様子をビデオで撮影して、授業で指導者とともに振り返る時間)があり、授業の中で自分の行動を客観的に振り返ることができたことが力になりました。
現在、職場では重複障害のある子どもたちを担当していますが、専門的な知識を得るためにもっと勉強しないといけないと思っています。
仕事をしていて楽しいなと思う事は、素直な生徒たちとの関わりです。担当している生徒たちは言葉も出ない子どもたちですが、音楽に乗って笑ってくれたりするのがこの仕事を続けられる一番の楽しいと感じる点だと感じています。

実習を通して対象者への接し方を身に付けることができました。

デイサービスセンターロマン音楽療法士
繁田 真由美 さん
(2015年春卒業/ピアノ専攻/広島県立三次高等学校出身)

私は、音楽療法士の資格を取得するために国立大学から広島文化学園大学学芸学部の音楽学科に編入学しました。広島文化学園大学では音楽療法の実習を通して、相手の表情をしっかり見て行動することを学びました。
そのおかげで、現在の職場では利用者様の表情やしぐさから次にどのような対応をすればいいか考え、行動することができていると思います。

また、仕事に対する不安解消や自信につながるため、対象者への接し方は音楽ができること以上に学んでいてよかったと思っています。
高齢者の方とコミュニケーションを取る時には、相手の方に自分の意図がきちんと伝わるようにすることに苦労することがあります。利用者様と接するときに言葉やジェスチャーなどでこちらの考えや思いを伝えようとしますが、意図したことと違う意味で伝わることもあり、その結果、利用者様に不快な思いをさせてしまうこともあります。そのため、利用者様にこちらの意図が伝わりしっかりコミュニケーションが取れると、とても嬉しく思います。また、レクリエーション(歌を歌ったりすること)で利用者様のたくさんの笑顔が見られると私自身も楽しくなり、やりがいを感じます。

これから受験を考えている皆様へ

音楽療法を学ぶことで人間力が磨かれます。

音楽学科 准教授 和田 玲子
(音楽療法担当)

音楽学科では、音楽療法の資格を得るために受けなければいけない講義、演習、実習を通して、音楽で人を援助する方法を学ぶことができます。障がいのある子どもや成人や高齢者に接しているうちに、相手の方のことをよく考え、相手の立場に立って音楽を提供できるようになります。
卒業後、音楽療法士にならなくとも、音楽療法を学ぶことを通して培った姿勢は、どの職場においても役に立っているようです。 今回、現役の学生の方から、卒業生の方から、音楽療法を学ぶこと、学んだことに対するコメントをいろいろいただきました。その内容に、音楽療法を学ぶことに関する重要なポイントが含まれていると思います。

これから受験を考えている学生のみなさん。
広島文化学園では音楽療法を学ぶことで、音楽を一生の仕事にすることが可能です。
ぜひ、本学で、ご一緒に音楽療法を学びましょう!