キャンパス通信 保育学科2016Vol.1

ピアノのレッスンに力 初心者でも大丈夫

乳幼児の情操を育むために欠かせない音楽。保育学科はピアノのレッスンに力を入れています。
器楽(ピアノ)の授業=写真=は毎週1回、1コマ(90分)に5人ずつ指導します。学生一人ひとりのレベルに合わせて個別指導をするので、練習をすれば必ず弾けるようになります。安心して入学してください。練習の先にはきっと子どもたちの笑顔が待っています。
保育学科は、入試でピアノの試験がありません。そのため、ピアノの経験があまりない学生も入学してきます。

5月のオープンキャンパスで教員と学生のピアノのレッスンを初めて公開し、好評でした。

オープンキャンパスのよくある相談

Q.1 ピアノが初心者なのですが、弾けるようになるか不安です。大学の授業は大丈夫ですか?

A.1 器楽の授業は、一対一の個人レッスンですので、それぞれのレベルに合わせてレッスンしますよ。先生に指導してもらったことを中心に、毎日しっかり練習しましょう。

Q.2 入学までにどのくらいピアノが弾けていたらいいですか?

A.2 弾けるに越したことはありませんが、できるだけ入学前にピアノに触れる習慣をつけて練習しておきましょう。しかし、ピアノを弾くには楽譜が読めなければなりませんので、譜読みの力(読譜力)は少なくともつけておく必要があります。

Q.3 入学前にピアノを習っておいた方がいいですか?

A.3 絶対習っておかないといけないということはありませんが、先生に教えてもらう方が上達が早いと思います。お家の方と相談して決めましょう。もし習いに行かないのなら、高校の音楽の先生やピアノが弾ける友だちに教えてもらうと良いでしょう。

Q.4 指の力が弱く、大きな音が出ません。どうしたらいいですか?

A.4 ハノンなど指を動かす基礎練習をする必要があります。曲を弾く前に、準備運動として基礎練習を必ずしましょう。

Q.5 右手が左手につられて思うように弾けないのですが、どうしたらいいですか?

A.5 最初から両手の練習はせず、片手ずつ練習しましょう。その際に、4小節ごとなど、細かく練習した方が早く弾けるようになるでしょう。また、片手で練習する際、意識的に指をしっかり動かし、はっきりした音で弾く方が両手にした際につられにくくなりますよ。

Q.6 AO入試の自己アピールでピアノを弾こうと思っています。どんな曲を弾いたらいいですか?

A.6 クラシックやこどものうたなど、何の曲でも構いません。自分のレベルに合っている曲、なおかつ自分が好きな曲を弾くのが良いでしょう。また、その曲を選んだ理由も話せるようにしておくと良いですね。

Q.7 入学後一人暮らしをしたら、自宅にピアノが置けません。大学では練習できますか?

A.7 保育学科には計19部屋アップライトピアノを置いた練習室を設けており、空いている練習室を自由に使用できます。もちろん使用料は無料です。

その他ピアノのことで質問がありましたら、ぜひオープンキャンパスにご参加ください!

オープンキャンパスで初めて実施した公開レッスンの様子 Q&A

昼食後、午後最初の内容として教員と学生のピアノのレッスンを公開し、多くの皆さんが聴講してくれました=写真。

曲目:とけいのうた / 筒井 敬介作詞・村上 太朗作曲
学生(写真右):保育学科2年生 木村 美紅 さん
        (広島県・山陽女学園高等部出身)
指導教員(写真左):佐藤 有紗 助教

6月10日が「時の記念日」のため、幼稚園や保育所でこの日に「とけいのうた」がよく歌われます。
この曲の特徴である時計のように一定に刻んでいるリズムを活かすこと、強弱をつけて表現の幅を広げることなどを指導教員の佐藤有紗助教がアドバイスしました。10分程度のレッスンでしたが、改善した様子が分かり、オープンキャンパスに参加した皆さんも配布した楽譜を見ながら真剣なまなざしでレッスンを聴講していました。最後に、高校生や保護者の皆さんに一緒に歌ってもらいました。
公開レッスンを受けた木村美紅さんは、自分の伴奏で大勢の人に歌ってもらったことがなかったので、とてもよい経験になったようです。

オープンキャンパスに参加した高校生の感想

入学後1年間でこんなに弾けるんだ!/1日に3~4曲も練習すると知って驚き

  • 実際のピアノレッスンを見て、今2年生なので入学して1年余りでこんなに弾けるようになるのだなと思いました。
  • 学生さんの話で1日に3~4曲も練習していることを知り、驚きました。

レッスンを公開した学生の話

先生と一対一で毎回約15分間レッスン/「弾きうたい」を頑張っています。

木村 美紅 さん
(2年生/広島県・山陽女学園高等部出身)

公開レッスンで、ピアノ経験があっても歌に合わせて弾くこと、人前で弾くことが難しいと改めて考えることができました。 実際、保育の現場に立てば毎日子どもたちと歌を歌うので、日頃からの練習が重要だと思います。オープンキャンパスでとても貴重な体験をさせていただきました。
私は、幼い頃から短大入学までピアノを習っていました。それまではクラシックしか弾いたことがなく、ほかのジャンルも弾けるようになりたい、たくさんの曲を弾きたい、と思ったこと、そして私自身がオープンキャンパスに参加した際、先輩から「器楽の授業では、自分のレベルに合わせて楽しく指導していただける」と聞き、この短大に入学したいと強く思い、受験しました。
実際、授業を受けてみると、毎回約15分間、先生と一対一でレッスンがあり、この15分間であらかじめ練習していた曲を弾き、良いところ、気をつけるべきところを指導していただいています。また、改善させるための具体的な指導をしていただきます。具体的に指導していただくことは、次までに弾けるようになりたいと次のレッスンへの励みになります。毎日練習することで、自然と上達していきます。
私は今、2年生の課題でもある「弾きうたい」を頑張っています。普通に弾くだけでも難しいことですが、保育の現場では子どもたちの歌に合わせたり、子どもたちの様子を見たりしながら自分も弾きうたいをしなければなりません。そのため私は卒業までに、保育の現場でこれらのことに注意して弾きうたいができるよう、さまざまな曲に挑戦していきたいと思います。

担当教員のコメント

「ピアノで子どもの心を惹きつける保育者」になって欲しい。

保育学科
佐藤 有紗 助教

木村さんは経験者なので譜読みが速く、指も比較的よく動いていました。でも、指の力が弱くて、入学当初はピアノの音をしっかり鳴らすことが難しい学生さんでした。しかし、教本を使用し基礎練習をコツコツ行い、毎週しっかりと練習しているため、指の力が弱いという弱点は無くなりました。
よく練習してくるので、曲の仕上がりも速く、ただ弾くだけではなく、「子どもたちが一緒に歌うなら、どのようにしたら楽しいか」「この曲の良さを最大限出すには、どのように表現したら良いか」など、質を高めることも努力しています。一度注意したことは次の授業の時には直してきますし、教員の演奏を録音し繰り返し聴きながら練習して参考にしているようです。
この調子でレパートリーをさらに増やし、ピアノで子どもの心を惹きつけることができる保育者になって欲しいと思います。

本学は、入試でピアノの試験がありません。そのため、ピアノ経験があまりない学生も入学してきます。次に紹介する平本さんも、ほぼ初心者の状態で入学してきました。

レッスンを公開した学生の話

ピアノが初心者の状態で入学した学生の話

平本 麻稀 さん
(2年生/広島県立総合技術高等学校出身)

短大に入る前3月からピアノを始めました。広島文化学園を志望した理由の中に「ピアノ」があります。私はピアノ経験がほとんどなく、ピアノに対して不安な気持ちが多かったので、ピアノの個別レッスンがあり、空き時間に練習できるピアノ練習室がある整えられた環境の中で、勉強と両立させながらピアノの技術をあげることができると思いました。
普段のレッスンは週1回15分位で、個人のペースや技術に応じて指導方法を合わせてくださり、和気あいあいとした雰囲気の中でリラックスして楽しくピアノを弾くことができます。
技術のことだけではなく、子どもが歌うことを考えた弾き方や、曲の雰囲気に合わせた表現の仕方など限られた時間の中で現場に出たときに参考になることを教えてくださるのでとても充実した時間です。 入学する前は右手と左手を分けて上手く使うことができませんでしたが、レッスンで簡単な曲から少しずつ難しい曲にチャレンジしていき、20曲くらいの童謡が弾けるようになりました。
これからの目標は、子どもの目を見て弾き歌いができるように、ピアノを完璧にしてくことです。

担当教員のコメント

常に前向きで、レッスンの振り返りがしっかりできていました。

保育学科
溝辺 恭子 非常勤講師(器楽担当)

平本さんは初心者としてスタートしましたが、ピアノに向かう姿勢は当初から変わらず、常に前向きです。1年次に毎回提出するピアノ帳には、いつも感想がぎっしり書かれていて、レッスンの振り返りがしっかりできていました。
そんな中で自分の問題点や課題を見つけ、確実にステップアップして行きました。「子どもたちに伝えたい!」という気持ちで弾き歌いを頑張る平本さん、将来がとても楽しみです。

1年次に使用するピアノ帳

レッスンの記録をとります

2年次に使用するはんこ帳

各自が工夫を凝らして作成し、弾きうたいの課題の記録をとります