キャンパス通信 コミュニティ生活学科2016Vol.1

1年生が考案した総菜・調味料 商品化

フードコーディネーターをめざす1年生4人が昨年度、広島県北の三次市の産品を使った総菜など3品を考案しました。地元の米粉を使った野菜ケークサレは既に商品化され、豆腐作りの過程で出るおからを使う鶏団子と唐辛子ベースの調味料をトマトソースでアレンジした商品も今後、発売予定です。
三次市から依頼を受けた産学官連携の商品開発事業で、生産者の話を聞き、市場調査を行い、試作を繰り返し、試食アンケート=写真=をして改良しました。
2年生になった4人は「魅力や問題点を考えて企画することの大切さを学びました」「見て学ぶ力、調査の楽しみ方、行動力を得ました」などと自信をつけ、学びを深めています。

2年連続で三次市の食材を使った商品を開発しました。

学生たちは三次市で開催された「産品講座」に出席し、生産者の方々と交流を持ち、三次産の食材を調べ、何度も試作を繰り返しながら、今年の3月までに3品を企画提案しました。
三次の産品を使った食品商品開発の産学官連携事業では、2014年度にもコミュニティ生活学科学生たちの考案したスイーツが商品化されており、2回目になります。

学生たちが考案した3品

三次野菜のサラダケークサレ

三次市農業交流連携拠点施設「トレッタみよし」(東酒屋町438/℡0824-65-6311)のお菓子売り場で販売※、また製造元のカフェ「コニリア」(東酒屋町47-1/℡0824-63-8717)で食べることができます。
※いずれも季節限定[春と秋]

チキンボール

今後発売予定

トマトジャン(今後発売予定)

商品化までの取り組み

  • 1.大学で何度も試作を重ねる。
  • 2.提案したレシピで生産者の方へ調理指導
  • 3.「トレッタみよし」で出来上がった商品3品をアンケート調査

トレッタ三次に並んだ商品

  • おからの「チキンボール
  • 三次野菜のケークサレ
  • トマトジャン

学生のコメント

この体験で得た「見て学ぶ力」「調査の楽しみ方」「行動力」を繋げていこうと思います。

上奥 陽希 さん
(広島文教女子大学附属高等学校出身)

学生らしい自由な発想を形にすることは難しいことだと思いました。何も知らないところからのスタートだったので、苦戦する場面がたくさんありました。今、何が流行している? ニーズはどこに? その出来上がった商品の適当な価格は? どこで販売? などなど疑問ばかりでした。三次について、今流行している商品について、調べていくうちに何かヒントになるものがあるかもしれない、と普段の生活から周りをよく見るようになりました。
そこで得た「見て学ぶ力」や、「調査の楽しみ方」、「行動力」は、これからさまざまなことをしていく上で繋げていこうと思います。

試行錯誤を繰り返し大変だったけど、充実していて貴重な経験になりました。

岩倉 郁美 さん
(広島県立高陽高等学校出身)

商品開発にあたり、三次市についての勉強だけでなく、今どのようなものが売れているのか、どのような工夫が必要なのかという市場調査を重要視しながら進めていきました。実際に調理をするとなかなかうまくいかず、何度も話し合い試行錯誤を繰り返し、大変ではあったけど、充実した時間を過ごせました。
商品化されるまでに、多くの人が協力しあい、意見を出し合ってできるものなのだという流れがわかり、なかなかできない貴重な経験になったと思います。

魅力や課題を考えて企画することや企業と連携を取ることの大切さを学び生ました。

幸田 夏実 さん
(島根県立益田翔陽高等学校出身)

商品開発に憧れていたため、商品化まで携わることができてとても嬉しいです。ゼロからのスタートで大変なことも多かったですが、企画のプレゼンテーションやネーミングまで学生で手掛け本格的な商品開発が体験できました。魅力や問題点を考慮して企画することや、企業との連携をとることの大切さを学びました。
就職も商品開発職を希望しているため、この経験を生かしていきたいと思っています。

とても素敵なものが出来ました。学生のうちに経験できて本当によかったです。

山田 達子 さん
(広島県・鈴峯女子[現:広島修道大学附属鈴峯女子]高等学校出身)

一人ひとりで案を出すと聞いて正直、不安な面もありましたが、健康とどんな世代にもウケるようにと、おからの「チキンボール」を提案しました。何回も作り、試食を繰り返し、いろいろな方のアドバイスをいただいて、とても素敵なものが出来たと思います。普通ではできない経験を学生のうちにできて本当によかったです。
こうやって出来たのは私だけの力ではなく残りの3人やアドバイスや意見を下さった方々のおかげだと思います。この商品が何年経ってもずっと売れ続ければよいなと思います。