キャンパス通信 子ども学科2017

1対1のピアノレッスンで先生になる自信

小学校・幼稚園・保育所の先生になるにあたり必要になるのが、ピアノ演奏の技術です。入学した学生の70~80%は初心者ですが、半年もたてば全員両手で弾くことができるようになります。大学では珍しく、先生と学生が1対1のマンツーマンのレッスン=写真=を行うからです。「器楽」の授業で一人ひとりのレベルに応じた丁寧な個別指導を4年間受けることができます。1年目は楽譜の読み方、正しい姿勢、指の使い方、日々の練習方法などの基礎から始め、片手奏、両手奏と段階的に取り組んでいきます。
「個人レッスンがあるので、この大学を受験した」という人も少なくありません。「子どもと関わる仕事がしたいけれど、ピアノを弾いたことがない」と悩んでいるあなた!その悩みを子ども学科が解消します。「先生になる夢」を実現しましょう。

先生になってからだけでなく、実習や採用試験で演奏技術が求められます。

ピアノ演奏の技術は、まずは大学在学中に行う小学校・幼稚園・保育実習の際に、次に採用試験で、そして先生になってからと、多くの場面で求められます。
例えば採用試験を例にとると、広島県内各市の公務員(保育士)の採用試験では、弾き歌い、移調奏やリズム変化奏等(*1)が、広島県・市の小学校教員採用試験では、「オルガン演奏(バイエルから1曲)」、「ソプラノリコーダー演奏」、および「歌唱」が課されます(*2)。「子どもと関わる仕事がしたいけれど、ピアノを弾いたことがない」という悩みをお持ちの皆さん、また、「ピアノはとても得意だけれど、先生になる時には具体的にどんなことができればいいの?」と疑問に思っている皆さん。それぞれの悩みを子ども学科が解消します。
*1自治体によって実技試験の内容が異なります。
*2広島県・市の小学校教員採用試験の情報は、2017年5月現在のものです。

◆演奏技術の向上を実感している学生たちのコメント◆

<小学校教諭志望の学生より>

ピアノに触れたことがなかったけれど、弾けるようになり楽しくなってきました。

倉本 雅也 さん
(2年生/広島県立安芸高等学校出身)

小学校の先生になりたいという夢がありましたが、大学に入学するまではピアノに一切触れたことがありませんでした。入学したばかりの頃は楽譜も読めないので、本当に弾けるようになるのか不安に思っていました。家でも練習をするためにキーボードを購入し、週に3日練習しています。授業のない空きコマにも練習をするようにしていたので、入学した頃からはかなり上達していると思います。
最近はコード奏や弾き歌いを習っていますが、自分が好きな曲も練習していて、そうやっていろいろ弾けるようになっていくことでピアノが楽しくなってきました。
これからも練習を続けて、ほかにも好きな曲や有名な曲を弾けるようになりたいです。

<幼稚園教諭・保育士志望の学生より>

個人レッスンがあるので、この学科を受験しました。

古居 愛花 さん
(3年生/広島県立廿日市西高等学校出身)

ピアノは全くの初心者で楽譜も読めず不安があったので、ピアノの個人レッスンがある子ども学科を受験しました。
始めたばかりの頃は、右手と左手を同時に動かすことができませんでした。私の周りの友人たちには上手に弾ける人が多かったので、焦りも感じていました。上達したい一心で、授業がない空きコマや自宅で、それぞれ週3日、30分程度ですが、練習を重ねました。少しずつスラスラ弾けるようになると楽しさがわかってきて、難しい曲にも挑戦したいと思うようになりました。
今の目標は、保育実習で子どもたちの前で自信をもって弾くことです。そのためにも、こどものうたのレパートリーを増やしていけるよう練習を続けていきます。

週1~2回の頻度で空きコマを活用して練習しています。

安池 紗希 さん
(2年生/山口県・聖光高等学校出身)

保育士になりたいと思い、子ども学科なら幼稚園教諭一種免許状と保育士資格が取得可能で、専門知識を講義などから学ぶことができると思い、受験しました。
5歳の頃からエレクトーンを習っていましたが、ピアノの練習を始めたのは高校3年生からで、大学入学時にはブルグミュラーの練習曲が弾ける程度のレベルでした。今は週1~2回ぐらいの頻度で、空きコマを活用して30分程度練習をしています。練習をすれば上達しますし、先生にほめてもらえることもモチベーションにつながっています。
今は弾き歌いの練習をしていますが、まだところどころつまずいてしまうことがあります。「将来は子どもたちの前で弾く」ということを意識して、緊張せずに楽しくスムーズに弾けるよう、これからもしっかり練習していきたいと思います。

◆担当教員から受験生の皆さんへメッセージ◆

子ども学科 准教授 大迫知佳子
(担当科目:器楽、音楽芸術論など)

<初心者も安心の基礎編!>
子ども学科では「器楽」という授業で、先生になるために必要な楽器の演奏技術を学びます。この授業では、先生と学生が1対1でレッスンを行う形式で、ひとりひとりのレベルに応じた丁寧な個別指導を4年間受けることができます。
1年目は、ピアノ演奏の土台を作ります。ピアノに初めて触れる人は、楽譜の読み方、正しい姿勢、正しい椅子の高さと位置、手の形、指の使い方、脱力の方法、および日々の練習方法などの基礎的な事柄から始めて、片手奏、両手奏と段階的に取り組んでいきます。入学前からピアノの経験者がある人は、奏法等での苦手な領域を克服し、音楽的な要素を演奏に反映できるよう高度な技術を習得しながらレパートリーを増やします。

<進路に応じた応用編!>
2年目以降は、小学校教諭を目指す場合と、幼稚園教諭・保育士を目指す場合で、自分の希望進路に応じた内容の指導を受けることになります。採用試験を受験する4年次の夏頃までに、小学校教諭志望者は、「バイエル演奏」と「小学校音楽共通教材のリコーダー奏および歌唱」ができること、幼稚園教諭・保育士志望者は「弾き歌い」「コード奏」、および「移調奏」ができるようになることが目標です。子ども学科に入学する学生のおよそ70~80%はピアノ初心者です。私のクラスでも、最初のレッスンでは「楽譜を読んだこともない」と言う学生がほとんどですが、半年もたてば、全員両手で弾くことができるようになっています。弾けるようになると、「器楽の授業が楽しい」「空きコマはいつもピアノを練習する」と嬉しい感想が聞こえてきますし、驚いたことに、「家でももっと練習をしたいので、電子ピアノを購入した」という学生も結構います。
 卒業生からは、ピアノ演奏技術が教育現場で役に立っているという声を多く聞くことができます。大学では珍しいマンツーマンの個人レッスンで、一緒に楽しく楽器演奏を学びましょう!