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清見 嘉文

職名
教授
専門分野
美術教育学
学位・資格
工学士(大分工業大学(現、日本文理大学))
教育学修士(兵庫教育大学)
小学校教諭一級普通免許
最終学歴
兵庫教育大学大学院教科領域教育専攻芸術系コース(美術)S62修了
所属学会
実践美術教育学会

【受験生へのメッセージ】

 造形表現活動は、人が生まれながらにもつ欲求によって始まります。乳児がようやく持てるようになった描画材を動かしていると、たまたま線が生まれます。手が自由になってくると、○や□のような形が現れてきます。やがてその形に、「これはおかあさん・・・」などの意味を付けるようになります。その姿を見ながら、私たちの顔は思わずほころびます。「そう、○○なことかいたんだね。楽しそうだね。」と、まずはしっかりと受け止めること。それによって人は表現の喜びをふくらませ、次はこんなことをしてみようと挑戦心が芽生えます。やがて、様々な困難に立ち向かい、自分で解決していくことのできる力を伸ばしていきます。
 保育者を目指す皆さん自身がこうした表現の喜びを味わうことで、乳幼児の存在を丸ごと受け止め伸ばすことのできる心を育んでいけるよう、図画工作・造形表現の授業を進めていきます。

【在学生へのメッセージ】

 皆さんの表した造形作品を見るのが好きです。見ていると、その作品たちがいろいろなことを語りかけてきます。「これはね、○○なんだよ」「こんなこと表したよ。ねえ、見てみて」と、生き生きと語る作品に出会うとうれしくなります。でも、「へたくそって言われたらどうしよう」「うまくできないから、見られたくないなあ」と、心がギュッと固くなったような作品に会うと、悲しくなります。きっと、これまでにどこかでいやな体験をしたのでしょう。生まれながらに表現のできない人はいない、そのことを信じて自分の心と真剣に向き合いましょう。そこから生まれてきた形や色が、あなた自身の個性なのです。そうすれば、きっと自分の生み出す形や色が愛しくなるはずです。その喜びが分かる保育者として、自信をもって子どもたちの前に立つことができるよう、しっかりと学んでいきましょう。

【主な著書】

 1)清見嘉文:幼児教育法講座『図画工作』第2編(新川昭一監修)、図画工作科の指導実践例3年<生活の絵>p110・111、1990年 三晃書房
 2)清見嘉文:実践『図画工作科の授業』全15巻中第13巻「鑑賞」(藤江充・長田謙一編)、第2章実践事例3年「君のまわりを見てごらん〜ヒロシマから平和を考える〜」p38〜41、1991年、同朋舎出版
 3)清見嘉文:「創造性を高め、喜んで表現活動に取り組む子どもの育成」(吉島東小学校研究グループ共著)、1981年
 4)清見嘉文:「感動を豊かに表現させるための描画指導の在り方」(吉島東小学校研究グループ共著)、1982年
 5)清見嘉文:「生活の絵」(吉島東小学校研究グループ共著)、1983年
 6)清見嘉文:「お話の絵」(吉島東小学校研究グループ共著)、1984年
 7)清見嘉文:「主題をみつけ意欲的に表現する子どもを求めて」(吉島東小学校研究グループ共著)、1985年

【主な論文】

 1)清見嘉文:「創造性を育てる工作の指導〜岡山秀吉の手工教育主張を通して〜」、兵庫教育大学大学院修士課程学位論文、1987年
 2)清見嘉文:「見つめる心を育てるために」(「形」209)p 4・5・6、1991年、日本文教出版
 3)清見嘉文:「生きる力を育てる造形教育」(「初等教育」広島大学附属小学校編)、1992年、広島大学付属小学校
 4)清見嘉文:「手工科の歴史からたどる工作教育に関する一考察」(「広島文化学園短期大学紀要 第46号)、2014年

【その他の業績】

 1)清見嘉文:適応表現能力表(作成兵庫教育大学大学院西光寺ゼミ適応表現グループ共同研究成果)、1986年
 2)元広島市教育委員会学校教育部指導課指導主事・主任指導主事、1993〜2006年度
 3)元広島市立小学校長、2004〜2012年度
 4)元広島県造形教育連盟会長・元広島県小学校教育研究会図画工作部会長
 5)第57回造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会広島大会研究部長

【社会的活動】

 1)学校施設開放による子どもの文化的活動推進システム構築
 2)広島市安佐動物公園動物画コンクール審査委員長
 3)MOA美術館全国児童作品展広島市地区審査委員
 4)全国教育美術展広島市地区審査委員

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