広島文化学園 子ども・子育て支援研究センターぶんぶんひろば

 近年,少子化がすすみ,さらに都市部への人口の偏在化や核家族化も加わり,若い世代の親が,悩みを抱えながら子育てに奮闘している姿を良く見かけるようになりました。それは,子どもの発達には少なからず個人差があること,階段状の発達を示すこと,男女差があること,環境によって発達上に違いが生ずることなどより,発達が標準範囲かどうかの判定が必ずしも容易ではないことが子育て不安の要因として考えられます。
 そこで,都市近郊に位置する当センターは、経験豊かな保育士をはじめ,保育学,幼児教育学,発達心理学,音楽療法士などの専門家の指導のもとで,子どもの保育・幼児教育の実践の場として活動を続け,子育て不安解消に向けて活動してまいりました。
 本年度より,小児神経専門医と特別支援教育の専門家も加わり,さらなる発展をめざしています。「子ども・子育て」に関わる課題は、多岐に渡っていますが,広島文化学園には長束,坂,阿賀,郷原の4キャンパスに関連領域の研究者を多数擁し,日々研究に邁進しています。今後,4キャンパスの関連領域の研究者はもとより国内外の研究者や研究機関、子育てや保育・教育を実践している方々やその団体、実践に関わる国や自治体と連携し,『発達支援学』という新たな学術分野の確立をめざして活動を発展させていきたいと考えています。
 今までの継続してきた活動に加え,発達障害をはじめとする様々な障害に対応した支援活動を加え,『発達支援学』に関わる,講演,セミナー開催をはじめ,発達障害の支援・相談業務も近日中に開始する予定で,皆様の期待に添えますよう鋭意準備を進めております。準備が整い次第ホ-ムページ上に掲載いたします。

平成29年4月
センター長  眞田 敏